湿地学会へのお誘い

       日本湿地学会へどうぞ!

     ~これまでに無かった総括的な研究と調査と議論のために~

 2008年9月、日本湿地学会が発足、2009年9月に第1回大会が開かれました。

  この学会は、自然科学・社会科学の全てを包含するものです。そして大学などの研究機関などに偏することなく、個人、企業、団体、行政の加入を歓迎します。

 ここでいう湿地は、海洋、サンゴ礁、藻場、マングローブ林、干潟、塩湿地、海岸、河川、湖沼、湿原、湿地林、塩湖、ツンドラ、そして水田、棚田、溜め池、葦の苅り場、用水路、ダム湖を含みますし、研究の対象としてはそれらに生育・分布する動植物はもちろん、あらゆる湿地の保全、管理、再生、いわゆる賢明な利用、その文化、歴史、技術などが含まれます。

 “湿地”はともすれば特殊な動植物の場、あるいは厄介な存在と見られがちでした。
確かにまだ知られない種類、あるいは役に立つ有用な種類の発見の可能性も残っています。
しかし、それだけでなく、水田にみるように人類の文化と食の基盤にもなり、もっと大きくは水資源の確保とコントロール、カーボン・ストックとしての泥炭、永久凍土の地球規模における気候変動緩和機能までもが考えられるでしょう。

  この湿地学会は、そうした広い視野に立っての研究や技術の発展を意図するものです。

 多くの、広い範囲の方々のご参加を期待致します。

                                       日本湿地学会初代会長 辻井達一

 

◆呼びかけ人[敬称略]◆  (2008年4月)

辻井達一(日本国際湿地保全連合会長:湿原生態学)
安藤元一(東京農大准教授:哺乳類学)
呉地正行(日本雁を保護する会会長)
中村玲子(ラムサールセンター事務局長)
磯崎博司(明治学院大学教授:環境法)
名執芳博(国連大学高等研究所上席研究員)
辻淳夫(日本湿地ネットワーク代表)
向井宏(北大名誉教授:日本ベントス学会)
島谷幸宏(九州大学教授:河川工学)
佐藤哲(長野大学教授、元WWFジャパン自然保護室長:動物生態学)
國井秀伸(島根大学/汽水域研究センター教授)
角野康郎(神戸大学教授:植物生態学)
中村太士(北海道大学教授:森林生態系管理学)
樋口広芳(東京大学大学院教授:保全生物学、鳥類学)
日置佳之(鳥取大学教授:生態工学)
大熊孝(新潟大学名誉教授:河川工学)
鎌田磨人(徳島大学准教授:景観生態学)
井上京(北大准教授:農業農村工学)
遊磨正秀(龍谷大学教授:水域生態学)
野原精一(国立環境研究所生態機構研究室室長:湿地生態学)
森本幸裕(京大院地球環境学堂教授:景観生態学, 緑化工学)
正富宏之(専大北海道短大名誉教授、鳥類学)
矢部徹(国立環境研究所:植物生態学)
岩間徹(西南学院大学教授:国際環境法)
保母武彦(島根大学名誉教授:財政学)
菊地直樹(兵庫県立大学自然・環境科学研究所講師/兵庫県立コウノトリの郷
 公園研究員:環境社会学)
川嶋宗継 (滋賀大学教育学部教授:環境教育)
清野聡子(東京大学大学院総合文化研究科助教:海岸・沿岸・河川環境保全学)
林聡彦(有限会社自然情報事務所、環境保全計画)
草野孝久(JICA地球ひろば所長、国際地域開発学会理事・評議員)
菰田誠(自然環境研究センター研究主幹)
鷲谷いづみ(東京大学大学院農学生命科学研究科教授:保全生態学)
高田雅之(北海道環境科学研究センター:環境GIS)
岩熊敏夫(北海道大学大学院地球環境科学研究院教授:陸水生態学)
川那部浩哉(琵琶湖博物館館長:群集生態学)
菊地邦雄(法政大学人間環境学部教授:環境政策、自然環境計画)
神田房行(北海道教育大学教授:植物生態学)
松井三郎(京都大学名誉教授、{財}国際環境委員会理事)
木村匡(自然環境研究センター:サンゴ礁)
中村正久(滋賀大学環境総合研究センター長:環境工学)
島田正文(日本大学教授:緑地保全学)
藤倉良(法政大学人間環境学部教授:環境システム科学,国際環境協力)
笹川孝一(法政大学キャリアデザイン学部教授:農村教育)
小林聡史(釧路公立大学教授:環境地理学)
佐々木美貴(日本国際湿地保全連合事務局長)