日本湿地学会2017年度大会開催案内

・期間 2017年9月9日(土)~9月10日(日)
・会場 東京農工大学 府中キャンパス

【リンク】2017年度大会のご案内
http://www.j-wetlands.jp/wetlands/meeting/meeting09_17/2017/05/3038/

アジア湿地シンポジウム2017が開催されます

アジア湿地シンポジウム(AWS:Asian Wetland Symposium)は、湿地の管理に携わるさまざまな国、地方政府、NGO、科学者、民間セクター、地域の人々が一堂に会して、アジア地域の湿地の保全と持続可能な管理、賢明な利用に関するお互いの知識、知恵、実践的な経験を共有し、互いに学ぶ機会を提供する場(フォラム)です。
1992年に第1回が日本(大津市と釧路市)で開催されて以来、マレーシア、インド、ベトナム、中国、カンボジアなどで開催され、第8回となる今回、再び日本での開催となりました。
環境省、日本国際湿地保全連合、ラムサールセンターとともに日本湿地学会も主催団体の一員です。学会会員を問わず、研究発表や活動紹介など、多くの方の発表と参加をお待ちしています。

日時と場所

 2017年11月7日(火)~11日(土)
 佐賀県佐賀市 ホテルグランデはがくれ

主催と共催

 主催:環境省
  日本国際湿地保全連合(WIJ)
  ラムサールセンター(RCJ)
  日本湿地学会
 共催:ラムサール条約東アジア地域センター(RRC-EA)
  佐賀県
  佐賀市
  鹿島市
  荒尾市
  国際湖沼環境委員会(ILEC)
  ウェットランド・リンク・インターナショナル・アジア(WLI Asia)

発表募集

 口頭発表/ポスター発表を募集しています。募集テーマや申し込み方法(オンラインフォーム)は以下をご覧ください。
 http://aws2017.org/jp/callforabstracts.html

シンポジウムの詳細

 その他詳しいことは下記をご覧ください。
 http://aws2017.org/jp/index.html

AWS2017チラシ第2弾
 【日本語版PDF
 【英語版PDF

〒103-0011
東京都中央区日本橋大伝馬町17-1城野ビルⅡ 2F
日本国際湿地保全連合内
アジア湿地シンポジウム2017実行委員会事務局
TEL: 03-5614-2150
FAX: 03-6806-4187
E-mail: info@aws2017.org

『図説 日本の湿地 ―人と自然と多様な水辺―』が発刊されました

 2017年6月25日に、日本湿地学会が監修した『図説 日本の湿地』が朝倉書店より発刊されました。多くの皆様のお力添えに心より感謝申し上げます。
 本書は日本の湿地をテーマに、多彩な角度から湿地の生態系や人間との関わりを体系的・横断的・包括的に扱った書籍で、このような本は日本で初めてと言えます。
大きな特徴は、写真や図を豊富に使い視覚を通して湿地を知ってもらうことと、各分野の専門家や取り組みの最前線にいる方が、できるだけ平易にそれぞれのテーマを解説し、見開きで1テーマ読み切り形式としてわかりやすい内容となっていることです。
 また本文記事のほか、コラム、用語解説、本書で取り上げた湿地位置図、さらに参考となる図書とウェブサイトも掲載しています。
 研究者・企業・団体の方のみならず、行政担当者や地域で活動される方など湿地に関心を寄せる方、さらには湿地のことを知る入り口を探している高校生・大学生・教育関係者など、幅広い方々に入門書または事典として使ってもらうことを目指した本です。

 内容は大きく以下の4 部から構成されています。
 第Ⅰ部「湿地の恵みを受ける」では、湿地が身近なところで人の暮らしや生業を支えていることを感じてもらうため、人が湿地から受ける様々な恵みに関する事例を紹介しています。
 第Ⅱ部「湿地を彩る個性派たち」では、湿地という生態系の構成メンバーであり、特異な環境で命をつないでいく様々な生き物たちの懸命で不思議な暮らしぶりを紹介しています。
 第Ⅲ部「湿地の姿としくみ」では、地形などの環境に応じて様々な姿と形をもった湿地をタイプ別に紹介するとともに、長い年月をかけて獲得されてきた湿地ならではの機能と効用について紹介しています。
 第Ⅳ部「湿地を活かす仕組みと人々」では、湿地の変遷や課題を紹介した上で、湿地を守る仕組み、担い手の重要性、企業とのかかわり、国際的な広がりなど、湿地の未来に向けての解説と様々な事例を紹介しています。

 湿地はなぜ大切なのか、保全しなければならないのかについて、湿地のもつ機能や、人間との切っても切れない関わりなど、多面的なヒントを与えてくれるとともに、保全の取り組みの大切さと、人間と湿地が持続的に共存し続ける姿(ワイズユース)について理解を深めてもらう1冊になると思います。
 なお執筆者と目次については、以下の朝倉書店のホームページに詳しく掲載されていますのでご覧ください。
https://www.asakura.co.jp/books/isbn/978-4-254-18052-7/

表紙

湿地に関わるみなさまへ、

日本湿地学会は2008年9月、湿地の賢明なる利用を促進するために、自然科学、人文社会科学など多様な観点から基礎的、応用的な調査研究を行う団体として、辻井前会長、小林前事務局長らのご尽力により発足した若い学会です。

2013年1月15日、辻井前会長が任期中に病により急逝され、学会は会長不在のまま、約8カ月が経過いたしましたが、この度、総会において現理事会の残任期間の新しい体制が構築され、辻井先生の後任として私が会長を、引き受けさせていただくことになりました。偉大な辻井先生のようにはまいりませんが、理事の皆様のご協力を得て、理事会全員体制で、日本湿地学会の発展、および日本あるいは世界の湿地の保全、再生、賢明なる利用の進展に向けて尽力していきたいと考えております。

今後ともなにとぞ、よろしくお願いいたします。

島谷幸宏

辻井先生を囲んで(2012年度大会にて)