湿地研究の特集企画への原稿募集(2016年1月)
湿地に係る皆様へ(2013年9月)

湿地研究の特集企画への原稿募集

この度、当学会誌「湿地研究」では以下の特集を取りまとめる事にしました。その特集のうち3編の論文・研究ノートを公募致しますので、関連する研究をされている方は是非応募ください。

■企画テーマ
「湿地研究への多様なアプローチ~海外の経験に学ぶ~」
(Diverse perspectives and approaches for researching diverse wetlands-Learning from abroad-)

■企画趣旨
 ラムサール条約湿地はWetlands of International Importanceと位置付けられていることから、湿地保全活動においてはEcological Corridorsの視点を持って、国内の湿地に留まらず、海外の湿地に目を向ける必要がある。言い換えると、日本の場合、国内の湿地だけを保全しても、広域的な環境保全を達成したことにはならない。一方、海外の湿地文化、湿地保全のコンセプトや手法に関する知見を得ることは、日本における湿地保全活動にとっても重要な参考情報となる。

 このような趣旨から、2015年9月の「第7回日本湿地学会」において、初めての国際シンポジウムが開催された。そこで今回この趣旨に沿って、海外各地の情報や知見を共通言語で統合することに意義を見出し、日本にとって有用な知識を得て国内での湿地保全に活かすと同時に、海外にも取りまとめた知見を提供し、併せて日本湿地学会の活動を海外にもアピールすることを目的として、英語による学会誌の特集記事を提案するものである。これを機に、国内の湿地保全、並びに海外の湿地研究者または実務者と当学会の積極的な交流がさらに進展することを期待するものである。

■企画及び編集責任者
 黄 光偉(上智大学)

■募集論文:下記テーマに関する論文8篇および研究ノート1篇とする。
研究ノートについては、テーマのいずれかに準ずる内容とする。

テーマ 募集本数 公 募
湿潤地帯 1
渇水地帯 1
季節性変動湿地 1 公 募
地域生態系(日本以外) 1
地域生態系(日本) 1 公 募
国際協力 1
住民参加 1
法制度 1

■応募条件:原則として以下の条件すべてに合致する者とする。
 1)著者のうち少なくとも1名に本会会員を含むこと(ただし編集委員会が認めたときはこの限りではない)
 2)指定の期日までに英語論文の執筆が可能な方(ただし母語が英語以外の方は、各著者において英文のネイティブチェックを経ること)
 3)下記全体のテーマを念頭に募集題目について論文を執筆可能な方

■その他詳細はこちら(PDF)をご確認ください

湿地に関わるみなさまへ、

日本湿地学会は2008年9月、湿地の賢明なる利用を促進するために、自然科学、人文社会科学など多様な観点から基礎的、応用的な調査研究を行う団体として、辻井前会長、小林前事務局長らのご尽力により発足した若い学会です。

2013年1月15日、辻井前会長が任期中に病により急逝され、学会は会長不在のまま、約8カ月が経過いたしましたが、この度、総会において現理事会の残任期間の新しい体制が構築され、辻井先生の後任として私が会長を、引き受けさせていただくことになりました。偉大な辻井先生のようにはまいりませんが、理事の皆様のご協力を得て、理事会全員体制で、日本湿地学会の発展、および日本あるいは世界の湿地の保全、再生、賢明なる利用の進展に向けて尽力していきたいと考えております。

今後ともなにとぞ、よろしくお願いいたします。

島谷幸宏

辻井先生を囲んで(2012年度大会にて)